TUFF DRRTS! PHOTOGRAPHIC SMILE IN THE CITY LET IT BE...NEKED KLAATU/HOPE
NYパンクとして1978年にデビューしたタフダーツの1stです。ジャケ買いでした(裏面がカッコイー)。で、曲を聴いてもらえば分りますが、パンクってよりパワーポップ#といったほうがしっくりくる曲(特に「phone booth man」など)も多くてかなり聴きました。「all for the love of rock n' roll」なんて時代は後だけどキッスのような分りやすいメロディがgoodなロックンロール。ラモーンズ的な「who's been sleeping here?」に「head over heels」「my guitar lies bleeding in my arms」の3曲が個人的ベスト。イアン・ハンターも参加。 1977年UKロックバンド、ミスタービッグの2nd。(念のため「to be with you」のミスタービッグではありません)。初期クイーンのような1stとは変わってポップ度増した好盤。アルバムじたい名盤なんですが、まずは取り急ぎ何が何でもオススメしたい曲がありましてそれが#2「romeo」。超名曲です。これだけのために買っても良いです。では・・初っ端タイトル#1「photographic smile」のアジア風味のメロディが度肝を抜きますがめっちゃポップで最高。スパークスに通じるヒネリ具合が逆にカッコイイです。次が先立ってオススメした#2「romeo」。これほど胸を焦がす曲はなかなか無いです。完璧なメロディラインが永遠と続きます。ホントずっと続いて欲しい。#3「what colour is the wind」も大好きな佳曲で美しいメロディ/ハーモニーはもちろんなんですが一癖ある展開がツボ過ぎです。#4「louisiana stereet」のちょっと遊び心のある素晴らしいアイリッシュ・メロディも癒されます。#5「feel like calling home」はフォークロックとも言えそうな優しい#。ハーモニー抜群。#6「goodbye world」は一転エスニックでファンキーなギター#。サディスティック・ミカ・バンドのような趣。#7「vampire」が1stに原点回帰したようなハードロック#。#8「hold me」は1stとこの2ndの音楽性をミックスしたような曲。レゲエぽいメロディがポップで◎◎。とにかくこのアルバムはバライティに富んで曲ごとに変化しまくりなんですが#9「can we live/angel of my life」でとうとう7分強のプログレを敢行します。。高音ヴォイスの時はスコーピオンズみたいだな。ラスト#10「easy」はパンキッシュなロックンロール#。個性派ソングライター、ディッケンのメロディの癖が出て個人的にはすごく心地よい。以上10曲。ジャケはいただけないのでなかなか手に取りづらいですが是非とも聴いてほしいバンド。最後にもう1回「romeo」必聴! 僕がジャムで持っているアルバムはこの1stと3rd。どちらも好きなんですが、ジャケのカッコ良さで1stを選びました。キンクスの「till the end of the day」が始まるのかと思えるイントロから一曲目「art school」!やっぱ勢いがある。3曲目の古典カバー、ミドルテンポなモッド#の5曲目。そしてモッドパンクのクラシック#「in the city」!「sound from the street」も大好きです。後半はモッドな感じが強まります。新品でも安く買えるし、中古でもまず落ちてるのでぜひ聴いてみて下さい。やっぱデビューアルバムはこうでなくっちゃネ! つい最近でたビートルズのアルバムです。ポールはいたく満足している様ですが、あくまで僕はオリジナルはフィル・スペクターの『レット・イット・ビー』です。このネイキッドは企画盤的な位置付けです。『レット・イット・ビー』に関してはフィル・スペクターは悪者扱いですが(今は違う意味で本当に悪者かも・・)ポール以外のメンバーはそんなに不満を言っているのだろうか?(「アクロス〜」に関してのジョンの不満はなんかで読んだかなぁ・・)ジョージは『オール・シング・マスト・パス』で共に名作を作っているし、ジョンだってそうだ。で、話しを戻してネイキッド。雑誌なんかの情報ではいろんな音源を切った貼ったはあるようで純粋にネイキッドと呼んで良いものかは分かりませんが、個人的には気に入ってます。曲によってはオリジナルの方がいいなと言うのはありますが(「ゲットバック」とか)やっぱり声がクリアになって臨場感が増してる気がします。あんまり細かな事は分かりませんが・・・。これから初めて『レット・イット・ビー』を買われる人は、どっち買うほうが良いんでしょうねー?どちらかと言われれば僕はオリジナル(フィル・スペクターのヤツ)をオススメします。 ビートルズの覆面バンド?と噂された「calling occupants」でスタートする1st。この曲はカーペンターズもカヴァーした約7分の大作。ビートルズの中期〜後期のサイケデリックなメロがそういう噂をよんだんですかね。それよりもポップフリーク必聴なのが2曲目の「california jam」です。これはスゴイですよー。4曲目も○。全体的にはプログレ(特に2nd)色が強い曲が多いです。大作も結構あるので3分ポップが好きな人はどうでしょうね。メロやコーラス、いろんな楽器が計算された様にポップになりまくっているところはスゴイです。今更僕が言うほど無名な人達ではないですけど、ビートルズだけじゃなくて10CCやELOが好きな人も聴いてみては?3rdがまた良いようです。